↑というわけで感想書きます。実に相棒らしさ全開のお話で楽しかったです。相棒の2時間スペシャルといえば病んでるヒロインに尽きますね。権力に負けるエンドも久しぶりですがそれもまた相棒らしい。しかも神戸(かんべ)という名の新相棒が右京さんの黒星の決め手になるとか……。「神戸てめぇww」と思いつつ見てました。神戸さんの立場を考えるならここで右京さんに味方をする方がかえって不自然なわけで。
俳優・水谷豊が主演を務める人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)の新シリーズ“season8”の初回視聴率が、19.4%(関東地区番組平均)という好スタートを切ったことが15日、ビデオリサーチの調べによりわかった。今シリーズより水谷の“新相棒”を、歌手で俳優の及川光博が本格的に務めることとなり注目されていたが、これまで同シリーズ最高の初回視聴率だった“season7”の17.9%を上回る歴代最高の初回視聴率を更新した。
YAHOO!ニュースより
自分のまわりでは亀山さん(以下、普段はこう呼んでるので「薫ちゃん」と書きます)がいないなんて相棒じゃない!という人が多かったので期待していなかった視聴率が想像以上に高くて驚きました。限りなく過去最高値に近いじゃないか……。話が面白かったしある意味良い結果なのでしょうか。
思えば特命係を卒業した相棒、亀山さんだって最初から右京さんにべったりの仲良しこよしではなく、変人右京さんに振り回されつつ2人の信頼は徐々に近づき、いつしか本当の相棒になる、というのがシリーズ初期の主題だったように思うのですが。右京さんと薫ちゃんの関係が鉄板になっていくにつれて、薫ちゃんの見せ場は少なくなったような気がします。ネタ切れも手伝って、事件解決に薫ちゃんが貢献することもなく、単なる助手のような状態……シリーズ6辺りはマンネリの極みで(つきもとさちことか、過去の名作を掘り返すのは勘弁して欲しかった。元旦Sのつまらなさもやばかった)、シリーズ7の前半(薫ちゃんの卒業まで)はお通夜モード、杉下右京物語状態の後半も面白くないし。
そんなわけで新相棒の神戸さんが加入して新装開店した相棒の新シリーズ、初回から大満足でした。もちろん、相棒の旧シリーズ(自分の中ではシリーズ5までは)は薫ちゃんがいてこその物語、相棒というドラマだって右京さん1人の力ではなく薫ちゃんがいたからこその素晴らしい作品だったと思うけど、これからの相棒シリーズも楽しみです。
ところで相棒のオープニングテーマ、シリーズおなじみのあの曲は薫ちゃんのイメージが強すぎるので今後は封印なのでしょうか?もったいない……。
↓以下おまけ。シーズン8とは特に関係はないので興味のある方だけ「続きを読む」クリックで。
イリサ「読んでくださりありがとうございました!」
そういえば、結局シーズン7のオープニングの歌詞ってどういう意味があったんだろう。
私の聞こえうる、考えうる限りでは、
Life (is) a game. 人生はゲーム。
So,take a chance and (lay) your hand. だから一か八かやってみろ。
(You're) just my (dream). きみは私の夢でしかない。
You('ll) never know. それをきみが知ることはない。
でしょうか。( )付きのところは自信がありません…。日本語訳も意訳です。
YAHOO!知恵袋より
右京さん、薫ちゃん、どちらから見てもピンとくる内容じゃないような気がするのですが。
ついでにこれ見てたら第2シーズンあたり、2人共若々しくって泣けてきた。いくらおもしろくたってシーズン重ねすぎるのって罪深いですな……。